中学受験で出題された本と国語・社会入試対策
中学受験で出題された本やその本の小学生にとっての読みやすさ、国語の入試問題の内容について、国語入試対策を、また社会の時事問題対策を紹介します。
中学受験で出題された本

『奮闘するたすく』(まはら三桃)は明治大学付属中野中で出題されました!国語の入試問題の内容を紹介します!

『奮闘するたすく』(まはら三桃)について

この本は、小学5年生の野沢佑が、おじいちゃんの介護施設のデイサービスについていき、そこで出会った人たちとの交流を描いたお話です。

野沢佑は、担任の早田先生から夏休みの自由研究に、おじいちゃんが利用する介護施設のデイサービスをレポートするように頼まれ、デイサービスにおじいちゃんと一緒に行くようになります。おじいちゃんは元刑事のしっかり者だったのですが、認知症の疑いが出てきてしまい、さらに、家の中で転倒し、右足首を痛めてお風呂に一人で入れなくなってしまったため、入浴サービスを受けることになったのです。

デイサービス先では、インドネシアから日本へ介護福祉士の資格を取りに来ているリニさんという職員や、看取りの部屋のキワ子さんと出会い、何も知らなかった佑は、いろんなことを学んでいきます。そして、最初はイヤイヤだったのに、だんだん一生懸命に、まさに”奮闘するたすく”となっていくのです。

なかなか小学生で、介護施設のデイサービスのお手伝いなんてしたことないと思いますが、これからの日本社会では、本当に大切な必要なことだなとつくづく感じます。

頑張る佑を応援したい気持ちになりました。

大きな事件やハラハラするような展開はありませんが、全236ページ、フリガナも多く小学生向けに印刷されていて、読みやすいです。
高齢化社会の日本で大切なテーマが明るく取り上げられています。

ブロ子ちゃん
ブロ子ちゃん
子どもたちとおじいちゃん、おばあちゃんとの交流って大切なことですよね。

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『奮闘するたすく』が中学受験で出題された学校

2018年度第1回明治大学付属中野中学校の国語の入試問題で出題されました。

2018年度第1回明治大学付属中野中学校の国語の入試問題

大問1番で、「第12章 セミの脱皮」からリード文ありで、第12章全文(単行本で11ページ)が出題されました。花の部屋という看取りの部屋にいるキワ子さん一平早田先生に会いに行く場面です。

大問2番は四字熟語、大問3番は熟語の組み立て、大問4番は漢字の読み、書き取りで大問4番まででした。

この大問1番の設問形式は、適語補充が2問、主語を答える問題が1問、抜き出しが5問、慣用句が1問、修飾・被修飾の関係が1問、表現技法の問題が1問、4択の記号選択が3問、脱文挿入が1問、15字の記述が2問、自由記述が4問で全部で21問でした。

明治大学付属中野中学校の国語の出題傾向

明治大学付属中野中学校の国語の入試問題は、ここ2年ほど、大問1番で物語的文章で設問が20問前後、大問2番で語句の意味や四字熟語、大問3番で慣用句や熟語の組み立て、大問4番で漢字の読み書きという構成で出題されています。

特徴的なのは、長文は物語的文章が1題というところです。この1題が読み取れないと点にならなくなってしまうので、しっかり読み取りたいです。

設問形式は、4択の記号選択抜き出し20字前後の記述問題が主です。

ABOUT ME
ブロ子ちゃん
ブロ子ちゃん
プロ家庭教師として20年以上勤めています。国語の入試問題を読むと、ついつい続きが気になり、本を読んでしまいます。出題された学校の国語の問題傾向や、その本が小学生にとって読みやすいかどうかということも書いています。検索窓に学校名を入れていただけますと、出題された本のページが出てきますので、どうぞご利用下さい。この中で何か読みたい本や読めそうな本を見つけていただいたり、また、中学受験の対策について、何かこのブログからきっかけをつかんでいただけたら幸いです。 また、ココナラでオンライン授業を出品しています。よろしければ、ご活用いただければと思います。 https://coconala.com/services/1137503