中学受験で出題された本と国語・社会入試対策
中学受験で出題された本やその本の小学生にとっての読みやすさ、国語の入試問題の内容について、国語入試対策を、また社会の時事問題対策を紹介します。
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中学受験国語対策に読んでおきたいおすすめの短編小説!

中学受験国語対策に読んでおきたいおすすめの短編小説について

読んで楽しい本は、続きが気になって次へ次へと読めるので、小学生向きの本でなくても読めると思いますが、読んでもなんだかわからない、共感できない本ってなかなか進まなくて、途中でやめようかどうか悩んでしまいます。

中学受験では、もちろん人によりけりですが、最後まで読んでもなんだかわからないと思ってしまう小説も出題されてしまいます。

読んでもなんだかわからないという場合を少なくしていくには、どうしたらいいのでしょうか
やはり、成長していろんな経験をすれば、それだけキャパシティが広がり、そういう本は少なくなっていきます。

だけど、中学受験って全員小学6年生が受ける受験です。そこで、短編小説が役に立ちます。

なぜかというと、長編小説は、共感できない種類の場合最後まで読むのは不可能ですが、短編ならなんだかよくわからなくても、とりあえず読んでみたという経験ができるからです。

小学生にはまだ理解しにくい独特の世界観のあるものを、短編小説で体験しておくと受験にも役立ちます。1冊全部読む必要はなく、読めそうな作品を1つ2つ読めるといいでしょう。

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おすすめ短編小説7選

『小学五年生』重松清

中学受験定番中の定番です。17編からなる短編集で、教科書にも掲載され、中学受験でも頻出の作品ですが、なんとなく切なかったり、淋しかったりする作品が多いです。
それぞれの主人公たちは小学五年生なので、読みやすいですし、1つのお話が大体20分もあれば読めますので、いくつか選んで、読んでみるといいでしょう。
親子で交替で音読するのもいいと思います。

『小学五年生』(重松清)が中学受験で出題された学校と国語の入試問題の内容、あらすじ(一部)を紹介! 『小学五年生』(重松清)について この本は、 葉桜 おとうと 友だちの友だち カンダさん 雨やどり もこちん 南小、フォーエバ...

『さがしもの』角田光代

9編からなる短編集ですが、どの物語も本に関係する物語です。ちょっと不思議な話ばかりですが、面白いと思える人、何これ?と思う人、いろいろではないかと思います。少し難しめです。こういった不思議な世界観で、登場人物たちの気持ちが理解できるか、いい練習になるでしょう。「旅する本」「ミツザワ書店」「さがしもの」など、この中からいくつか読んで本の世界に入ってみてください。

『さがしもの』(角田光代)が中学受験で出題された学校と国語の入試問題の内容を紹介! 『さがしもの』(角田光代)について この本は、 旅する本 だれか 手紙 彼と私の本棚 不幸の種 引き出しの奥 ミツザワ書店 さ...

『短編少年』伊坂幸太郎/あさのあつこ/他

伊坂孝太郎さんの「逆ソクラテスがおすすめです。親子で一緒に読んでみても楽しめます。短いけれど、大事なことを言っている、それでいて面白いです。大人はなんでも決めつけてしまうところがあるので、子どもと読んだら、子どもに指摘されてしまうかもしれません。文庫で65ページなので、すぐ読めます。男の子に特におすすすめします。

『逆ソクラテス』(伊坂幸太郎)は成蹊中、法政大学中で出題されました!国語の入試問題の内容を紹介します! 『逆ソクラテス』(伊坂幸太郎)について この作品は、『短編少年』という人気作家たちの少年をテーマにした短編が9作入っている本の中の...

『海』小川洋子

小川洋子さんの作品は、小学生にはおそらく難しいです。ですが、ちょっとだけ読んでみてもらいたいです。え、これで終わり?と思う物語が多く、奇妙なお話ですが、この世界観を味わえると楽しいです。小学生には、この世界の中で、人物像が見えてくるかどうかという練習になるでしょう。「」「ひよこトラック」あたりを読んでみてください。


海 (新潮文庫)

『海』(小川洋子)は浅野中で出題されました!国語の入試問題の内容、あらすじを紹介! 『海』(小川洋子)について この本は 海 風薫るウィーンの旅六日間 バタフライ和文タイプ事務所 銀色のかぎ針 缶入りドロップ ...

『偶然の祝福』小川洋子

こちらも上記と同じように、奇妙なお話が集まっています。失くなってしまうもの、失うものへの愛着などがテーマになっています。ちょっと難しいですが、「失踪者たちの王国」「キリコさんの失敗」あたりを読んでみてください。

『偶然の祝福』(小川洋子)は頌栄女子学院中、香蘭女学校中で出題されました!国語の入試問題の内容、あらすじを紹介! 『偶然の祝福』(小川洋子)について この本は 失踪者たちの王国 盗作 キリコさんの失敗 エーデルワイス 涙腺水晶結石症 時計工...

『大きくなる日』佐藤光晴

連作短編集です。主人公の男の子が保育園を卒園してから、中学3年で高校受験が終わるまでの話ですが、1作1作は独立していて、主人公の男の子がちょっと顔をのぞかせる程度です。語り手が大人になるところは難しいので、子どもが語り手のところだけ読んでみるといいでしょう。(第2話、第4話、第7話がおすすめ。)まさに「大きくなる日」、成長していく瞬間を感じられる作品です。

『大きくなる日』(佐川光晴)は武蔵中、立教池袋中など複数校で出題されました!国語の入試問題の内容を紹介します! 『大きくなる日』(佐川光晴)について この本は、横山家を中心に連作短編集となっています。 第1話 「ぼくのなまえ」語り手は保育...

『ストロベリーブルー』香坂直

連作短編集です。それぞれの話の登場人物が共通しています。ですが、1作だけ読んでもほんのり切ない世界観を感じることができるでしょう。中学生の男女5人の片思い小説です。恋愛小説、しかもすれ違う思い文章の表現にも独特なものがあり、小学生にはまだ難しいことも多いかもしれませんが、切なさを少しでも感じ取れればいいのではないでしょうか。ちょっとおませな女の子にいいかもしれません。

『ストロベリー・ブルー』(香坂直)は中央大学附属横浜中、富士見中で出題されました!国語の入試問題の内容を紹介します! 『ストロベリー・ブルー』(香坂直)について この本は、 キャッチ・ザ・サン ロスト・パラダイス ペテルギウスの情熱 二月のプラ...


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ブロ子ちゃん
ブロ子ちゃん
プロ家庭教師として20年以上勤めています。国語の入試問題を読むと、ついつい続きが気になり、本を読んでしまいます。出題された学校の国語の問題傾向や、その本が小学生にとって読みやすいかどうかということも書いています。検索窓に学校名を入れていただけますと、出題された本のページが出てきますので、どうぞご利用下さい。この中で何か読みたい本や読めそうな本を見つけていただいたり、また、中学受験の対策について、何かこのブログからきっかけをつかんでいただけたら幸いです。 また、ココナラでオンライン授業を出品しています。よろしければ、ご活用いただければと思います。 https://coconala.com/services/1137503