中学受験で出題された本と国語・社会入試対策
中学受験で出題された本やその本の小学生にとっての読みやすさ、国語の入試問題の内容について、国語入試対策を、また社会の時事問題対策を紹介します。
中学受験で出題された本

『受け月』(伊集院静)は成蹊中、西武学園文理中で出題されました!国語の入試問題の内容を紹介します!

『受け月』(伊集院静)について

この本は、

  • 夕空晴れて
  • 切子皿
  • 冬の鐘
  • 苺の葉
  • ナイス・キャッチ
  • 菓子の家
  • 受け月

の7編からなる短編集です。

どの作品も、野球に関わるお話で大人向けです。野球好きのお父さん向けの本という感じですが、野球を全く知らない私でも、どの作品も素敵だなと思えました。さすが伊集院静さんです。

この本の作品の初出掲載は、1990〜1992年なので、中学受験で出題されるには古めの作品です。とはいえ、伊集院静さんの作品、少しずつですが出題され続けています。まだまだ出題され続けるのではないでしょうか。

最初の「夕空晴れて」が最近2校で出題されました。この本の中で、私は一番好きな作品です。

ブロ子ちゃん
ブロ子ちゃん
「夕空晴れて」だけでも親子で一緒に読んでもらいたいです。

「夕空晴れて」

母由美の視点で書かれています。由美には茂という小学4年生の息子がいます。夫の悟は5年前に癌で亡くなったため、母子家庭です。茂は少年野球に入っていて、ある日、由美は茂の野球の試合を茂に内緒でこっそり見に行きます。すると、茂はベンチにいるだけで、試合には出ず雑用をやらされていました。その姿を見て、由美は自分が途中でやめてはいけないと言ったから、無理に続けているのではないかなど、色々と考え始めます。そして、監督さんに会いに行くことにすると、監督さんから今まで知らなかった話を聞かされるのです。


受け月 (文春文庫)

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『受け月』が中学受験で出題された学校

2014年度第1回成蹊中学校2016年度第1回西武学園文理中学校の国語の入試問題で出題されました。

2014年度第1回成蹊中学校の国語の入試問題

大問1番で「夕空晴れて」から、後半の母由美冷泉監督に話を聞き、息子とキャッチボールをする場面が単行本で約8ページ分が出題されました。大問2番は論説文で、大問2番まででした。

この大問1番の設問形式は、適語補充が1問、5択の記号選択問題が1問、自由記述問題が4問、100字の記述問題が1問で、全部で7問でした。

2016年度第1回西武学園文理中学校の国語の入試問題

大問2番で「夕空晴れて」から同じく母由美冷泉監督の話を聞く場面ですが、こちらは聞いて帰るまでです。単行本で約5ページと少し出題されました。大問1番は論説文で、大問3番は慣用句、大問4番が漢字の読み書きで、大問4番まででした。

この大問1番の設問形式は、助動詞の問題が1問、5択の記号選択問題が6問、あてはまるもの全て選ぶ問題が1問で、全部で8問でした。

ABOUT ME
ブロ子ちゃん
ブロ子ちゃん
プロ家庭教師として20年以上勤めています。国語の入試問題を読むと、ついつい続きが気になり、本を読んでしまいます。出題された学校の国語の問題傾向や、その本が小学生にとって読みやすいかどうかということも書いています。検索窓に学校名を入れていただけますと、出題された本のページが出てきますので、どうぞご利用下さい。この中で何か読みたい本や読めそうな本を見つけていただいたり、また、中学受験の対策について、何かこのブログからきっかけをつかんでいただけたら幸いです。 また、ココナラでオンライン授業を出品しています。よろしければ、ご活用いただければと思います。 https://coconala.com/services/1137503
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