中学受験で出題された本と国語・社会入試対策
中学受験で出題された本やその本の小学生にとっての読みやすさ、国語の入試問題の内容について、国語入試対策を、また社会の時事問題対策を紹介します。
中学受験対策

中学受験国語の勉強法:記述問題・記号選択問題で正解率を上げる解答のコツ!

中学受験国語の勉強法:記述問題・記号選択問題で正解率を上げる解答のコツについて

中学受験国語の入試問題は、とにかく本文自体が長文化していますが、さらに、従来の大学センター試験が共通テストに変わった影響から、記述問題が増加傾向にあります。

本文を読み終わった後に、さらに設問を読んで、しっかりまとめて書く時間も必要になっています。

練習を積み重ねておかなければ点につながっていきません。

個々の学校の入試問題は、それぞれ特徴があり、やはり志望校にあった練習をこなす必要があります。その方法を全て説明することはできないので、ここでは、これをおさえておけば明らかに正解率が上がるというものだけ、紹介したいと思います。

スポンサーリンク

記号選択問題について

①すぐに選択肢を読まない。

とにかく模試でも、入試でも今の中学受験の問題は時間に余裕がありません。なので、生徒さんたちは、焦ってすぐに選択肢を読もうとします

ですが、このクセをやめさせましょう。

まず、設問をしっかり読んで、設問の答えを自分で考えるようにします。きっとこういう答えになるだろうと考えてから、選択肢を読むようにしましょう。

そうすれば、たくさんの選択肢に惑わされることはありません。先に選択肢を読んでしまうと、自分の考えがしっかりしてないので、そうかもしれないと全ての選択肢が正解であるような気がしてしまいます。

選択肢を見る前に、ワンクッション置くことで、逆に絞り込むのを速く行えるようになります。

②選択肢を読んだら、×をつける。

一度自分で考えた答えとほぼ同じ答えがすぐ見つかるなら、それで問題ありません。

ですが、自分で考えた答えと微妙に違う選択肢が並んでいたら、どうすればいいでしょうか。

まず、明らかに違う選択肢の明らかに違う部分に線を引いて×をつけます。(このとき、文の上に×をつけて、文が見えなくならないように、下線を引いてその横に×するようにしましょう。)

これで、4択なら2択、5択なら3択×がつけられるといいでしょう。

③最後の2択になったら、本文ともう一度照らし合わせる。

最後の2択まで絞り込めたら、2択が無理なら3択残してもその場合はそれでも大丈夫です。ここからは、1つ1つの言葉をしっかりチェックしましょう。この言葉は本文のどこに当たる言葉なのか、本文の言葉と微妙に言い換えられているのが選択肢です。

1つ1つチェックしてみると、この言葉はおかしいというものが見つかるはずです。出てきた方を消去しましょう。

おかしいと思う言葉が見つけられないときは、本文の言葉を言い換えられていると思える方を選ぶようにしましょう。

記述問題について

①「〜は、なぜですか。」という設問の場合

「なぜですか。説明しなさい。」や「〜な気持ちになったのはなぜですか。説明しなさい。」という理由を答える設問のときは、まず本文で理由が書かれている箇所を探します。1箇所でない場合もありますが、まず線を引いておきます。

そして、その部分を字数に合うようにできるかぎり、本文の言葉を使ってまとめます。ここで、勝手に自分の知っている簡単な言葉に置き換えたりしない方がいいですし、また、本文で漢字で書いてある言葉はそのまま漢字を使ってまとめてください。

本文の言葉を使ってまとめる注意点
・指示語はそのまま書かない。→指示語に当たる語句を入れてまとめる。
・同じ語句の繰り返しは1つにまとめる。
 例)さまざまな階層やさまざまな職業の人々→さまざまな階層や職業の人々

当然ですが、最後は「〜から。」「〜ので。」で終わるようにしましょう。自由記述であっても、解答欄の行数からある程度の字数を判断して、同じようにまとめるようにします。字数が少なすぎないように、解答欄の行数に合うくらい本文の言葉を使って説明を入れてまとめるようにします。

②「〜は、どういう気持ちですか。」という設問の場合

本文に「うれしい」「かなしい」「さみしい」といった明らかに気持ちを表す言葉が書かれている場合は、簡単です。本文通りに書けばいいのですが、字数がそれ以上に多い場合、自由記述でも行数が多い場合、「うれしい気持ち」だけでは字数が足りなさすぎてしまいます。

そこで、その気持ちにいたった経緯を含めてまとめて、「〜な気持ち。」で終わるようにまとめるとまとめやすいでしょう。ただ、必ず「〜な気持ち。」にならなくても大丈夫です。例えば、「悲しみがこみ上げてきている。」といった感じで終わらせてももちろんいいのです。

このとき、終わりを決めてから、その前の部分を付け加えるように考えるといいでしょう。

例えば、「遠くで暮らしている息子を心配する気持ち。」という中心になる気持ちを決めてから、残りの字数で前半部分を付け加えていきます。「半年前に出て行ったきり、何の連絡もないので、」というようなその気持ちに至る原因などを付け加えてまとめるといいでしょう。

また、本文に「うれしい」「かなしい」といった気持ちの表現がないときは、推察しなければなりません。表情や動作についての記述などから、気持ちを読み取ることができるはずです。

そして、そこから気持ちの表現に変えます。

例えば、「足取りも重く」という表現が本文にあれば、「不安な気持ち。」であったり、「目の前が明るくなるような」とあれば、「希望を感じている気持ち。」など、推察する練習をしておくといいでしょう。

普段から、気持ちを表す表現を「うれしい」「かなしい」「さみしい」以外にも、例えば、「〜を期待する気持ち。」とか「〜を不満に思う気持ち。」などいろんな表現を覚えておくといいでしょう。

③「本文の要旨を書きなさい。」という設問の場合

本文の要旨は、最後の段落に書かれていることが多いです。または、いきなり最初の段落で言われているときもあります。

まず、一番大事な作者の言いたいことに線を引いておきます。時間がどうしても足りなければ、最後の段落をまとめて書くだけでも部分点はもらえることもあります。

ですが、途中経過で大事だった部分(複数箇所あることもある)にも線を引いておいて、その部分と一番言いたい部分をまとめて作るとうまくまとめることができます。

つまり、最後の一番言いたいこと(B)に至るまで(A)をまとめるようにします。
Aであると思われたが、B」とか、「確かにAであるが、B」などのようにまとめるといいでしょう。

今後中学受験においても、記述問題は減ることはないと思いますし、増加傾向は止まらないと思われます。

書く力のある生徒さんは上記のようなコツをつかめれば、すぐできるようになるでしょう。しかし、そもそも文章を書いていくことに抵抗がある場合、記述だけの練習が必要となると思います。



ABOUT ME
ブロ子ちゃん
ブロ子ちゃん
プロ家庭教師として20年以上勤めています。国語の入試問題を読むと、ついつい続きが気になり、本を読んでしまいます。出題された学校の国語の問題傾向や、その本が小学生にとって読みやすいかどうかということも書いています。検索窓に学校名を入れていただけますと、出題された本のページが出てきますので、どうぞご利用下さい。この中で何か読みたい本や読めそうな本を見つけていただいたり、また、中学受験の対策について、何かこのブログからきっかけをつかんでいただけたら幸いです。 また、ココナラでオンライン授業を出品しています。よろしければ、ご活用いただければと思います。 https://coconala.com/services/1137503