中学受験で出題された本と国語・社会入試対策
中学受験で出題された本やその本の小学生にとっての読みやすさ、国語の入試問題の内容について、国語入試対策を、また社会の時事問題対策を紹介します。
中学受験対策

中学受験における親の関わり方どのくらいがベスト?

中学受験における親の関わり方はどのくらいがいいのか?

現代の中学受験は、色々な点で複雑で、小学生の子どもの自主性を尊重して、子ども主導でやっていくというのは、本当にしっかりしているお子さんであれば、可能なのかもしれませんが、ほぼほぼ無理と考えておかないとならないでしょう。

中学受験は親が主導的に引っ張っていかないとなりませんが、だからと言って、親ばかりが頑張ってもどうにもならないのも事実です。

ご両親ばかりが熱心で、肝心の生徒さんが全くやる気のないお家、逆に生徒さんの方は一生懸命やろうとしているのに、お母さんが仕事をしていて忙しく塾のスケジュール管理すらできていないお家、どちらも「ああ、受験厳しいな」と思ってしまうお家です。

では、一体親はどの程度関わって、主導していけばいいのでしょうか。

プロ家庭教師として20年以上つとめてきて様々なご家庭を見てきた中で、考えられる限りの解答を提示していきたいと思います。

ブロ子ちゃん
ブロ子ちゃん
もし仮に自分の子どもだったとしても、難しいなと思ってしまうところです。

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どこまでやる?これらの管理!

・スケジュール管理

ここは、ご両親がしっかり抑えておきたい点です。

講習会の申し込みや、模試の申し込み、さまざまなコースがありますし、時間的な問題、金銭的な問題全部考えて申し込むのは、やはりご両親がしっかり確認して、本人の意思と照らし合わせて申し込む必要があります。

そして、申し込んだら、本人にもいつ模試があるのか、いつ文化祭を見に行くのかなど、覚えてもらうのももちろんですけど、申し込んだご両親の方が忘れないように、メモをとって、それに合わせて勉強するなり、睡眠時間を気をつけるなり、しないとならないでしょう。

また、よく塾に遅刻する生徒さんがいますが、遅刻する生徒さんはだいたい決まっています。授業の最初が聞けない状態になりますので、遅刻させないように家を出すというのは、親の管理として大切でしょう。

・塾の宿題の管理

ここは、難しいところです。

塾の宿題をしっかりやっているかどうか確認できていないというのはまずいです。では、どうやって確認すればいいでしょうか。

「宿題やったの?」「やったよ〜」→ノートにちゃんと書いてあります→なら大丈夫→おしまいは危険です。

お母さんがお仕事などでいないとき、宿題を終わらせるように言って出かけている場合、これだけではまずいです。

解答を写していないかチェック

私は何度も遭遇していますが、宿題が終わっていないと怒られるということがわかっている子どもは、宿題さえ終わらせればなんでもできるという発想になり、親のいない、目の見えないところで、解答をそのままノートに写して終わりにしていることがよくあります。

内容について確認もしないし見てもわからないと思っているご両親はそのことに気づかないのですが、私はちょっと生徒に質問すればすぐにわかります。なんでこうなったの?の質問に全く答えられないからです。

もちろん、解答を見て考えてみるという方法もあるので、解答を見ることが悪いことではないのですが、ただ写しただけで終わりでは何も成果につながりません。

まず、簡単にできることとして、解答は別で、子どもがわからない場所に保管しましょう。あやしいお子さんの場合、それも、時々場所を変えた方がいいです。

国語の宿題の場合

解答を見たかどうかチェックするのは簡単です。記述問題の答えが解答とそっくり同じであればあやしいと思っていいでしょう。

また、文章中に書き込みをしていなかったり、記述問題はやらずに記号選択問題だけ答えが書いてある場合、文章を全く読まずに適当に記号だけ書いているということもあります。←これが結構多いです。お母さん、全く知らないままです。

「このお話どういうお話だった?」と一言聞いてみましょう。それだけでちゃんと読んだかどうかわかります。

また、読んでいても、文章中に書き込みがない場合は、ちゃんと大事なところに線を引きながら読むように促しましょう。

できるかぎり自分で宿題をやらせる

だからと言って、宿題をやっている間ずっとべったり見ている、またはずっといっしょにつきっきりでやるというのもおすすめできません。

できるかぎり、自分でやらせた方がいいです。最後にどうできた?と確認して、もしわからない問題やできない問題があってご両親がわかる場合は、そこで説明してあげてもいいでしょう

ここで注意すべき点は、塾で授業にちゃんと出ていて、聞いていても、出された宿題ができないこともあるということです。

その場合は、塾にもよりますが、クラス分けがおおざっぱで、その子のレベルに合ったクラスにいないためか、極端に苦手な科目があるためなど、原因はいくつかあると思います。できないことが続く場合は、何か別の手段(クラスの変更、塾を変える、家庭教師をつけるなど)を考えた方がいいでしょう。

・テキストやテスト、ノートの管理

イラストAC

テキスト、ノート、テストをどこに保管するか、これは中学受験するご家庭ではものすごく悩みのタネでしょう。特にサピックスにお子さんが通っている場合、困っているご家庭をよく見かけます。

4年生くらいから塾通いを始めていると、6年になったときにはすでにかなりのテスト、テキストの量になっています。受験が終わるまでは捨てられないという思いも多く、どんどんたまっていきます。そして、たまり始めると、もうどこに何を置いたかすっかりわからなくなってしまうということも少なくないでしょう。

とてもお子さんだけには任せられない量だと思います。

ここは、親子でいっしょに決めごとを作って、テストはこのボックス、テキストはここの棚、というように片付ける習慣をつけましょう。特に、テスト類は、1学期ごとにボックスやファイルを交換するなど、それぞれの量によって、工夫していきましょう。

・塾の宿題以外の勉強の管理

そして、ここがまた難しいところです。

例えば、子どもが自主的に、社会や理科の暗記しなければならないところ、漢字や計算練習など、自分でやろうとしていて成績もそこそこ取れていれば、素晴らしいです。たくさん褒めてあげてそれで親は十分だと思います。

ですが、実際、社会は好きだからやるけれど、理科が全く手がついていないとか、その逆であったり、国語や算数に至っても、宿題以外でやらないといけないことがたくさんありすぎて、ほとんどお子さん自ら自分でやっていこうとすることはないのが現状ではないでしょうか。

では、どう進めてやらせていけばいいのでしょうか。

経済的に余裕があるなら、家庭教師はおすすめ

経済的に余裕があるなら、家庭教師はおすすめです。実際に、私はそういったご家庭に入って、宿題以外の領域を進め、ご両親とお子さんの間に入って、緩和剤になっています。

お子さんもご両親とずっといっしょに勉強していくのは、精神的にきついところがありますし、第3者が入って、第3者の目で褒めてもらったり、わからないところを聞けたりすると、子どもも楽になることができます。

やはり、親だと、わからないところを素直にわからないと言えなかったり、言い訳をたくさん作ってなかなか勉強に向かわなかったりと難しいですが、家庭教師の先生が来るとなると、あきらめて机に向かいますし、わからないところ、できないところも素直に言いやすく、仮にたとえ言えなくても、先生の方が気づいてくれるので、安心して勉強できるというメリットがあります。

お子さんも親の言うことは聞かなくても、家庭教師の先生の言うことなら聞くので、親が子どもに言いにくいことも、先生に言ってもらって改善していくということもできます。

家庭教師の先生に教わったあとは、だいぶ自分でできるようになっているので、そのあとの宿題は1人でこなせるようになり、やはり効率がいいです。

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余裕がなければ、ご両親のどちらかが見ていくしかない

ですが、金銭的に余裕がない場合、ご両親がこれやろう、と促していくしか方法はありません。

このとき、お父さんもお母さんもどちらも関われると、お子さん的にはかなり分散されるようです。ずっとお母さんだけというのは、普段の生活のこともお母さんにうるさく言われ、さらに勉強でも言われ、となり子どもは参ってしまいます。算数と理科はお父さん、国語と社会はお母さんというように、分担できるといいでしょう。

しかしこれも難しいお家が多いでしょう。お父さんは仕事が遅かったり、逆にお母さんは勉強は無理という場合もあるでしょう。

その場合は、とにかくベッタリにならないように気をつけましょう

やるべきことを提示して、できるかぎり本人にやらせ、最後に覚えたか、問題をちゃんと解いているかを確認するようにしましょう。

試験会場では、本人一人です。いつもだれかと一緒に勉強する習慣をつけてしまうと、本番でうまくいかなくなってしまいます。

何より、子どもは親に何から何まで指示されるのは好きではありません。

やるべきことを言って、ここまで頑張ろうね、と言ってもなかなかやらないときは、小さなご褒美を提示して、ここまでやれたらこのご褒美、というように、工夫するようにしましょう。

ご褒美の基準もご家庭によっていろいろあるかと思いますが、ちょっとやる気になれるご褒美で、だけど、大きくないもの、または、ポイント制とかにして、何日続けられたら少し大きなプレゼントなど、ほんの少しのやる気を生み出せるご褒美を考えてみてください。

なんで本人のためを思って受験勉強させているのに、ご褒美なんて、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、今の中学受験は、普通の小学生にはきつい、辛いものです。純粋に勉強したいから勉強するというようになかなかいかないのが現状だと思います。

まとめ

どうでしたでしょうか。これは、あくまで私が20年以上家庭教師としてさまざまなご家庭を見てきた中で、このくらいの関わりのご家庭が合格しているなと思える基準です。

まとめてみますと、

・スケジュールやテキスト、テストなど勉強以外の管理

→お子さんの同意やいっしょに決めごとを作る上で、親が主導で管理していかないとならないでしょう。

・塾の宿題や宿題以外の勉強の管理

ちゃんとやっているかの確認は親がしないとならないですが、

勉強そのものはできるかぎり、本人が自分でやる態勢に持っていくようにしましょう。

つきっきりで教えないとならないこともあると思いますが、

毎日、ずっと、べったりにならない工夫をしましょう。

ABOUT ME
ブロ子ちゃん
ブロ子ちゃん
プロ家庭教師として20年以上勤めています。国語の入試問題を読むと、ついつい続きが気になり、本を読んでしまいます。出題された学校の国語の問題傾向や、その本が小学生にとって読みやすいかどうかということも書いています。検索窓に学校名を入れていただけますと、出題された本のページが出てきますので、どうぞご利用下さい。この中で何か読みたい本や読めそうな本を見つけていただいたり、また、中学受験の対策について、何かこのブログからきっかけをつかんでいただけたら幸いです。 また、ココナラでオンライン授業を出品しています。よろしければ、ご活用いただければと思います。 https://coconala.com/services/1137503